歯周治療セミナー修了しました2020.10.17
こんにちは!副院長の近藤です。
今年1月から受講していた歯周治療セミナーが、先週末で修了しました。
4ヶ月で修了する予定のセミナーでしたが、今年3月からの日程がコロナウイルスの影響でことごとく延期になるという、
過去14回実施されたアドバンスセミナーにとっても前代未聞の状態だったようです
後半は毎回会場が変わるという目まぐるしい事態になりましたが、無事に4回(8日間)のコースが修了できてよかったです。
このセミナーでは歯周治療の最先端の知識から基本的な外科処置、再生療法、歯周形成外科の手技を学ぶことができました。
模型実習等で、学んだ知識を実際に実践し確認できたのもとても良かったです。
歯周再生療法の経験がない私にとっては、まずは知識を身につけたいという思いでかなり背伸びをして参加したセミナーでした。
セミナー初日終了後の懇親会で、主催者の水上哲也先生の隣の席になぜか私のような若輩者が配置されるという、
緊張で心臓が飛び出しそうな出来事から始まりましたが、懇親会での水上先生のお話は、先生の穏やかで温かいお人柄に触れるとともに、
先生の学生時代の楽しいお話や、今後の歯科の未来や今後必要とされる分野について等、有り難いお話を沢山伺うことができ、とても貴重な時間となりました。
歯科治療全般について言えることですが、治療の流れはどんどん低侵襲になってきています。
歯周再生療法でも、とても小さな切開で手術を行ない、綺麗に骨が再生する症例を沢山目にして本当に驚きました。
拡大鏡やマイクロスコープなどの機械が進歩している影響もとても大きいなと感じます。
また、水上先生やインストラクターの先生方の毎回の講義や、手術見学での水上先生のオペの手技は本当に緻密で素晴らしくて、
日本にはこんなにすごい先生方がいるんだなと感じました。
知識や手技だけではなく、水上先生の医療人としてのお人柄も素晴らしく、いつも微笑みをたたえてお話される姿や、患者さんに対しての
優しさにあふれた内容の講義、そして日々ものすごく勉強されて知識をアップデートされている姿に感銘を受けました。
水上先生は、まだまだ私にとっては雲の上の存在ですが、同じ歯科医師として、私も日々頑張らなければと思いました。
毎回ついていくのがやっとだった実習も、最終日の歯周形成外科の豚実習で、インストラクターの先生にメス捌きや歯周外科のセンスについて少し評価していただき、自分でも驚きました。
「先生は将来オペ室にこもったほうがいいよ」「子育てとの片手間じゃなくて、バリバリ歯科医師しないともったいないねー」
という有り難いお言葉に驚きましたが、今後の自信にもつながり本当に嬉しかったです
まだまだ歯科医師としてもこれからですが、この貴重な経験を、今後の診療に活かしていこうと思います。